ブックタイトルバリューゴルフ10月号 関西版

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概要

バリューゴルフ10月号 関西版

14読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第134回キャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかグリーンキャッチ!久しぶりにアイアンショットを思うように打てた。気持ちよかった。おまけにバーディチャンス。「決めてやる」と打ったパットは、ボールがカップから反れて行く。しかもオーバーしてしまった。パットラインの読み違い。グリーン傾斜を間違った。「もったいない」。グリーンを読み切ってこそパット数は減らせる。その奥義を武藤プロから伝授してもらおう。「木を見て森を見ず」は避ける。グリーンに上がる前からパットはすでに始まっている!スペシャルコラムレッスンコースのグリーンで生かせたなら無駄なパット数を減らせるようになります。練習グリーンでは、パットラインが読み切れてタッチ(距離感)もうまく出せていたのに、コースのグリーンではまったく読めない、タッチが合わないというケースもあるでしょう。その原因はボールからカップまでの傾斜しか見ない、読まないからです。錯覚が生まれる。それを防ぐためにも、広い視野でグリーン全体の傾斜を読み、把握しておきましょう。グリーン面だけでなく花道の傾斜を見たり、グリーン奥の斜面を確認したりしてグリーンを全体的にチェックすること。グリーン周りの状況によってグリーンの大まかな傾斜が理解できてきます。言い換えるなら、ボールとカップまでの傾斜だけを見て、グリーン全体の傾斜を無視するのは「木を見て、森を見ず」です。部分にこだわ今回は、グリーンの読み方がテーマです。まずはラウンド前の練習グリーンでパットすることが、その日のグリーンの読み方のスタートラインとなります。グリーンには個性がある、癖がある。たとえば、曲がるラインのように見えて実際はそれほど切れない。切れないように見えて実際にボールを打つと曲がる。このほかにも見た目と実際のギャップがあります。グリーンが速く見えるものの、実際は遅い。遅そうに見えて実際は速い。これらのデータを練習グリーンで取っておくようにするのです。そのために、上りと下り、フックとスライスのラインでのパット練習から始めましょう。カップインさせる必要はありません。ボールを打ち、転がり具合を入念にチェックするのです。具体的にはカップに対してボール2個分くらい曲がるラインを見つけ出し、打ってみることで見た目の曲がりとのギャップを把握します。思ったよりも曲がる(切れる)、曲がらない(切れない)を確認しておくのです。そのデータを花道からグリーン全体の傾斜を読んでおこう!