ブックタイトルバリューゴルフ1月号 関西版

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概要

バリューゴルフ1月号 関西版

6読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason 5好評連載 第125回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんか芝の色が夏場の緑色から、冬場の茶色に変わる。ボールのライは決して良いとは言えない。それだけにグリーン周りからの寄せの良否がスコアに直結する。パターでは寄せ切れない状況では、迷わずランニングアプローチを選択しよう。「ダフリやトップのミスが少ない。なぜならボールを上げようとはしないからです」と武藤俊憲プロは解説する。転がしが武藤流の冬場の賢いアプローチ術なのだ。グリーン周りに来たらサンドウェッジをいつも手にする。それでは、お決まりのミスが待ち受けていますゾ芝枯れの冬場こそ、ランニングアプローチの技を磨いてスコアメイクください。それが武藤流の転がし技の基本なのです。 確かにボールを右足寄りにセットし、ハンドファーストに構え、右手首の角度を変えずに打つのが転がしの基本だと、レッスン書には記されている。ですが、決して万人に適しているとは限らない。ボールをスタンス中央寄りにセッ 木枯らしがビュンビュン吹く中での師走や新年でのラウンドは、スコアメイクにひと苦労しますよね。芝枯れによってボールのライが良くない。そんな状況でのグリーン周りからの寄せでは、第一にパターで寄せられるか寄せられないかをチェックしましょう。パターではグリーンまで距離があったり、ラフが介在していたりするケースでは、迷わずランニングアプローチで寄せることです。冬場は特に転がしが武器になるのです。 転がしならピッチ&ラン、ピッチショットとは異なり、ボールを上げる意識が一切働きませんから、寄せでのミスに多いダフリやトップが激減する利点があります。 なぜなら、パットでダフる、トップすると悩む人がいないと同じで、ランニングアプローチはパットの延長線であり、ヘッドを低く長く振り出すからです。上げる動作は生じません。さらには、ファーストバウンドの落とし所を定めての「点」ではなく、ボールがカップに向かっていく「線」で寄せるため、カップイン率が自ずと高まります。距離感や方向性が大きく違ってしまうこともありません。これだけでも、他の寄せ方よりもランニングアプローチがやさしく、しかもワンパットで上がれる確率をアップさせてくれることが理解できるでしょう。 読者の中には、ランニングアプローチ=7番アイアンと決め込んでいる方がいるかも知れません。しかし、武藤流でいうならサンドウェッジでも5番アイアンでも構いません。ユーティリティークラブやフェアウェイウッドでもOK。とにかく自分の得意クラブを作りましょう。得意クラブを1本作れば武器になるのです。 構え方、打ち方も自分流をぜひ見つけ出してパットの延長線上のショットだからミスは激減、カップイン率アップ