ブックタイトルバリューゴルフ12月号 関西版

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概要

バリューゴルフ12月号 関西版

14読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第124回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんか自分のゴルフ力に見合ったクラブセッティングがスコアアップを導くスコアの変動が無い。なさ過ぎる。練習の成果をコースで発揮できていない気もする。ゴルフはカップにボールを沈めるゲームですから、打ち方も大切ですが、ボールを打つクラブの構成も実は大切なのです。武藤流の賢いクラブセッティングで、いま一度愛用クラブたちを見直してみては如何でしょうか。い。両方を叶えるにはルールで定められたクラブ本数14本がネックになりますから、ロングショットとショートショットのどちらをケアするかの選択が求められます。スコアメイクの観点としては地味ですが、フェアウェイウッドやロングアイアンを抜いてウェッジ本数を増やすのが賢い選択だと言えます。ピッチングウェッジ(PW)、アプローチウェッジ(AW)、サンドウェッジ(SW)のウェッジ3本派が圧倒的に多いとは思いますが、グリーンがとても硬く、止まりづらい場合はSWよりもさらにロフト角の多いロブウェッジをセッティングするのも得策の一つです。寄せを苦手にしているアベレージゴルファーの多くは、ウェッジの特性を上手く使っていない。ウッドはドライバーとスプーンこと3番フェアウェイウッド。ウッドとアイアンをつなぐクラブとしてロフト19度の3番ユーティリティー(UT)、ロフト21度の4番UT。アイアンは4番アイアンからサンドウェッジ、そしてパター。これが僕の基本的なクラブセッティングです。道具の進化によって、長いクラブでのショットではグリーンにボールが止めづらくなって来ているため、ツアー開催コースのホール、グリーンコンディションなどによっては、4番UTを3番アイアンに入れ替えることもあります。4番UTはグリーン上でボールが止めやすく、3番アイアンは低い弾道でショットラインを出しやすい特性があるからです。読者の皆さんは、どんなクラブセッティングを基準にしていますか。ラウンドするコースに応じてUTを加えたり、グリーン周りが難しい場合はアプローチ用のウェッジ本数を増やしたりしている方もいることでしょう。今回はスコアアップに役立つクラブセッティングについてお話したいと思います。これまでスイングについて様々なレッスンを記して来ましたが、ゴルフはボールを打ってカップに沈めるゲーム。ボールを打つための道具であるクラブを如何に効率よく振るかがスイングです。そして、自分のゴルフ力に応じたクラブセッティングが、最高のパフォーマンスをもたらしてくれるのです。「スコアを縮める」ことを考えたなら、まずは自分のプレー傾向を再確認する必要があります。ラウンド中にロングショットでのミスが多いのか、それともグリーン周りからのアプローチを含むショートショットでのミスが多いのか。ロングショットでのグッドショット率をある程度高め、飛ばしてグリーンに少しでも近づけたい。パーオン率よりも、アプローチショットでカップへ確実に寄せて1パットのパーセーブ率を高めたドライバー2本、あるいはウェッジ4本が自分にとって最適な組み合わせかも知れない