ブックタイトルバリューゴルフ2月号 関西版

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概要

バリューゴルフ2月号 関西版

読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第114回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかアゲンストの風に打ち克つ賢いショット法と攻略術をお教えします特にダウンスイングで鋭角的に打ち込むほどバックスピン量が増えてしまい、飛距離ロスだけでなく左右の曲がりも大きくなってしまうので注意してください。力んで打つのではなく、ボールをポンと打つイメージでインパクトを強めず、フィニッシュ位置までクラブを振り切ることを最優先させましょう。最近のドライバーは低スピンのボールを打ち出しやすく造られていますから、スイングに小細工を加える必要はありません。クラブ特性を生かしてスイングすれば良いのです。サイドスピンが加わったボールはアゲンストの風の影響をモロに受けますが、それを利用して「曲がるショット」をイメージしたなら、逆にホール攻略をやさしくすることも出来ることを理解しておいてください。ショットライン設定を工夫するだけでフェアウェイを広く使えます。木枯らしが吹く季節は、気温の低さとともに飛距離もダウンします。ダウンウエアを着込めば温かいものの、体の動きは悪くなり、やっぱり飛距離は落ちてしまいますよね(笑)。風向きがアゲンストともなるとさらに飛距離を出せなくなる。そのうえ、サイドスピンが加わったボールは、風の影響を受けて曲がりがさらに強まってしまいます。アゲンストの風には、勝てません。ドライバーや3番ウッドでのショットの場合では飛距離ダウンを素直に受け容れましょう。それ以外のクラブ=フェアウェイウッドやユーティリティー、アイアンを手にする場合は、1番手以上大きなクラブを選択することで、ある程度の飛距離ロスは避けられます。風の強さにもよりますが、パットの際にも風向きを読んでのパットライン想定も必要になります。アドレスしてアゲンストの風を感じると、飛距離ロスを察知してどうしても力が入ってしまします。力めば力むほどスムーズなスイングはしづらくなり、インパクトを強めれば強めるほどボールには無用のバックスピンやサイドスピンが加わってしまい、飛距離がさらに落ちる。次打をどこから、どう打つか。その繰り返しがラウンドの面白さ冬ラウンドで必ず遭遇するアゲンスト風。その対処法は「勝とうとしない」が原則12