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Primary AntibodiesNovocastra PAI-1 (PlasminogenActivator Inhibitor Type 1)本項のPlasminogen Activator Inhibitor Type 1(PAI-1)をご参照ください。Novocastra PAP (Prostatic AcidPhosphatase)本項のProstat....

Primary AntibodiesNovocastra PAI-1 (PlasminogenActivator Inhibitor Type 1)本項のPlasminogen Activator Inhibitor Type 1(PAI-1)をご参照ください。Novocastra PAP (Prostatic AcidPhosphatase)本項のProstatic Acid Phosphatase(PAP)をご参照ください。Novocastra Parathyroid Hormone(PTH)副甲状腺は小さな卵円形の内分泌腺であり、甲状腺に付着しています。副甲状腺は、Parathyroid hormone(パラソルモン)を介して血清カルシウムとリン酸の濃度を調節します。Parathyroid hormoneは、直接的あるいは間接的に血中カルシウム値を上昇させます。直接的には、破骨細胞の再吸収率を高め、骨基質の分解を促進することにより、また、腎尿細管のカルシウムイオン再吸収を増やし、糸球体濾液からのリン酸イオン再吸収を抑制することによって上昇させます。間接的には、小腸からのカルシウム吸収を促進することによって上昇させます。Parathyroid hormoneは、血中カルシウム値のもっとも重要な調節因子であり、生命にとって不可欠ですが、カルシトニンは、微調整するために相補的に機能すると思われます。主細胞は、副甲状腺にもっとも豊富に存在する細胞であり、Parathyroid hormoneの分泌に関与しています。Parathyroidhormoneに対する抗体は、サイログロブリンに対する抗体とともに、副甲状腺由来の病変を甲状腺由来の病変と鑑別するための研究に有用です。Clone 105G7Subclass Mouse IgG2aNCL-PTH-488凍結乾燥品1 mL適用)PNCL-PTH-488-s凍結乾燥品0.1 mL適用)P希釈倍率)IHC:150?300倍ヒト副甲状腺:NCL-PTH-488を用いたParathyroid hormoneの免疫組織化学染色。主細胞の細胞質が染色されている。パラフィン切片。Novocastra Parvalbumin (Alpha)Alpha/beta parvalbuminは、低分子量の水溶性Ca結合タンパクで、GABA介在ニューロンの阻害因子の一つとして発見されました。他のCa結合タンパクとは異なり、Parvalbuminは副腎皮質刺激ホルモン放出因子のみと一緒に存在し、他のGABA関連神経ペプチドであるソマトスタチン、神経ペプチドY、コレシストキニン(CCK)とは一緒に存在しません。Parvalbuminを含む神経細胞は、細胞内Caを増加させることによって、虚血、てんかん、N-メチル-D-アスパラギン酸受容体アゴニストに抵抗性を示します。Alpha/beta parvalbuminの発現はそれぞれ異なり、Alpha parvalbuminは小脳の抽出物に高く発現し腎臓にも弱く発現しますが、骨格筋、胸腺、肺、胎盤、心臓、肝臓、横隔膜には発現せず、一方Beta parvalbuminは胎盤早期にのみ発現していることが報告されています。また小脳におけるAlpha parvalbuminの発現は、プルキンエ細胞、かご細胞、星細胞、ゴルジ細胞に発現していることが報告されています。脊髄小脳失調1型(SCA-1)では、多くのプルキンエ細胞においてAlpha parvalbuminの過剰発現が報告されています。Clone 2E11 Subclass Mouse IgG1NCL-PARVALBUMIN凍結乾燥品1 mL適用)P(HIER)希釈倍率)IHC:200?400倍ERS)pH 6.0クエン酸緩衝液この抗体は、Alpha parvalbuminに特異的に反応します。ヒト小脳:NCL-PARVALBUMINを用いたαParvalbuminの免疫組織化学染色。プルキンエ細胞、バスケット細胞および星状細胞の細胞質が染色されている。パラフィン切片。Novocastra Parvovirus B19Parvovirus B19は、“リンゴ病”としても知られる伝染性紅斑の原因となる小さな単鎖DNAウイルスです。臨床的に小児の熱性疾患であり、しばしば伝染性で顔面に斑状丘疹状皮疹が出現して頬の紅潮を引き起こします。鎌状赤血球貧血などの赤血球異常を有する個体では、Parvovirus B19が骨髄細胞で複製して赤血球生成を阻害した場合に溶血性の合併症を引き起こします。また、Parvovirus B19は、ヒトの自然流産とも関連づけられています。Clone R92F6 Subclass Mouse IgG1NCL-PARVO凍結乾燥品1 mL適用)F PNCL-PARVO-s凍結乾燥品0.1 mL適用)F P希釈倍率)IHC:20?40倍Novocastra Pax-5Pax遺伝子は、核転写因子をコードする発生制御遺伝子ファミリーで、哺乳類の発生制御と関連づけられています。Pax-5はB細胞特異的転写因子で、pro B細胞、pre B細胞、成熟B細胞で発現し、形質細胞の段階で発現が低下します。Clone 1EW Subclass Mouse IgG1NCL-L-PAX-5液状品1 mL適用)P(HIER)WPA0552 BOND用希釈抗体7 mL適用)P(HIER)希釈倍率)IHC:20?40倍W:100?250倍ERS)pH 6.0クエン酸緩衝液過酸化水素を用いた内因性ペルオキシダーゼのブロッキングは、Clone 1EW抗体によって認識されるエピトープを損傷することが示されています。したがって、一次抗体の反応後に3%未満の過酸化水素溶液で内因性ペルオキシダーゼをブロックすることが重要です。その条件を守らない場合は染色強度が低下します。また、ホルマリン固定パラフィン切片では、pH 9.0 EDTA緩衝液を用いた加熱による抗原賦活化により染色性が改善されることがあります。ヒト急性リンパ芽球性白血病:NCL-L-PAX-5を用いたPax-5の免疫組織化学染色。B細胞の核が染色されている。パラフィン切片。Novocastra P-CadherinP-cadherinは、E-cadherin同様Ca2+依存性細胞接着分子の一つで、さまざまな細胞構造の統合性を維持し、細胞─細胞間接着にも関与しています。P-cadherinの発現は限局され、重層扁平上皮の基底層および副基体に発現していることが報告されています。また乳癌や悪性黒色腫において、P-cadherinの発現パターンの変化が報告されています。P-cadherinは上皮細胞のメンテナンスや表皮性癌転移の最終プロセスに関与していることが示唆されています。Clone 56C1 Subclass Mouse IgG1NCL-P-Cad凍結乾燥品1 mL適用)FP(HIER)W希釈倍率)IHC:50?100倍W:50?100倍ERS)pH 6.0クエン酸緩衝液Novocastra PDEGF (Platelet-DerivedEndothelial Growth Factor)本項のPlatelet-Derived Endothelial Growth Factor(PDEGF)をご参照ください。Novocastra PECAM-1 (CD31)本項のCD31(PECAM-1)をご参照ください。Novocastra PerforinPerforinは、細胞傷害性Tリンパ球(CTL)の細胞質顆粒に認められるポア形成蛋白質です。CTLは、外来性抗原を提示する細胞に結合し、細胞溶解を誘導します。Perforinは、補体によって誘導されるものと同様の円形の傷害を標的細胞の膜上に形成します。PerforinとC9は、とくに膜貫通領域に高い相同性があります。Perforinは、ヒトCD3陰性CD56陽性NK細胞、CD3陽性大顆粒リンパ球およびGamma/Delta型T細胞に常に発現すると報告されています。この発現はCD8陽性T細胞に著しく誘導されますが、Gamma/Delta型T細胞およびNK細胞ではより低レベルです。Perforin mRNAの誘導は、免疫抑制薬のシクロスポリンAによって部分的にブロックされます。Clone 5B10 Subclass Mouse IgG1NCL-PERFORIN凍結乾燥品1 mL適用)P(HIER)NCL-PERFORIN-s凍結乾燥品0.1 mL適用)P(HIER)希釈倍率)IHC:20倍ERS)pH 6.0クエン酸緩衝液ホルマリン固定パラフィン切片では、pH 9.0 EDTA緩衝液を用いた加熱による抗原賦活化により染色性が改善されることがあります。ヒト濾胞性リンパ腫:NCL-PERFORINを用いたPerforinの免疫組織化学染色。一部の細胞傷害性Tリンパ球が顆粒状に染色されている。パラフィン切片。Primary AntibodiesClone R92F6抗体は、ウイルス抗原であるVP1(84 kD)およびVP2(58 kD)に特異的です。ヒト胎盤:NCL-L-P-Cadを用いたP-Cadherinの免疫組織化学染色。栄養膜細胞層の細胞膜が強く染色されている。パラフィン切片。ヒト胎児肺、死後組織:NCL-PARVOを用いたParvovirus B19の免疫組織化学染色。毛細血管内の感染細胞が強く染色されている。パラフィン切片。Novocastra PCNA (Proliferating CellNuclear Antigen)本項のProliferating Cell Nuclear Antigen(PCNA)をご参照ください。/ 108/ 109F:凍結切片P:パラフィン切片I:免疫蛍光抗体法E:電子顕微鏡W:ウエスタンブロッティングC:フローサイトメトリーO:その他HIER:抗原賦活液による熱処理ERS:熱処理用抗原賦活液Enzyme:酵素処理