Dental Products News219

Dental Products News219 page 9/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News219 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News219

入り口付近のエンド三角をTKロングバーで一気に除去ほんの少しでもTKロングバーが根管内に入るなら、歯冠部入り口の内壁点A(起始点)からバーの先までの入り口のエンド三角を、先に削除してしまう。この時、A点からT Kロングバーの入っている先端までの近心頬側内壁が、一直線になるように削除していく。このことで、治療をしている歯の根管内壁が肉眼で見えるようになる。先にあるガッターを取ることよりその前にエンド三角除去が先!こうするとH型ファイルでもガッターが取りやすくなるが、いつまでもガッターを取ろうとせず、新たなエンド三角ができたなら少しでもTKロングバーを使い、その小さなエンド三角でも取ることが先である。気が付いたらいつの間にか根管形成が終わっていた、緩いカーブに修正され、まっすぐになったということなのである。時間が来たらパッと二重仮封で今日は終了こんなことをやっていると、あっという間にアポイントの時間が経過してしまう。残り5分前になったら、二重仮封を作り仮着する時間に当てなければならない。最初に外したクラウンをハードバイト※で修理し、削った溝を塞いでおく。次に、クラウンの内面に合わせて、テンポシールLで支台築造風のものを作り、仮着して今日は終了。※義歯床補修用レジン「ハードバイト」AB1図10与えた起始点Aの位置は変えずに、ガッターの先(B1)までのエンド三角を探る。図11そこでソニックスケーラーで根管口から届く範囲でガッターの除去。図12ガッターを取るとそこに空間の道ができている。図13等速FGコントラ毎分6000回転で、TK図14これで入り口が大きく開けられ、直線の図15根管内のガッターは簡単に取れる。ロングバーを使いエンド三角除去。距離が延びてきた。図16コンピュレイを見ると起始点Aの位置は変わらず、きれいにエンド三角が落ちていて、直線が確保されている。図17サリー、K3用ホルダーH02、K3XFで根管洗浄。図18光重合型仮封材「テンポシールL」と、外したクラウンで二重仮封。Dental Products News 219 7