Dental Products News219

Dental Products News219 page 3/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News219 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News219

当院の歴史はヨシダの歴史と共に。当院では開業当時からヨシダのユニットを使用しています。機械・キャビネット・インスツルメントなどを診療室1Fにミュージアムとして展示しました。89年前からヨシダのユニット一筋。1927年(昭和2年)母の姉が杉本歯科医院を開業しましたが急逝したため、母が跡を引き継ぐべく東洋女子歯科医学専門学校に入学。二代目院長に就任しました。私が三代目に就任したのは、1973年(昭和48年)。当時から一般歯科のほか、小児歯科の曜日を設定し、3時間のうちに100人の子どもが来院するような時代でした。う蝕の洪水と言われた時代でしたが、学校検診がしっかりとし、住民の歯科治療への意識が高かったことを伺わせます。これからはエンドの時代と言われた。その後、南カリフォルニア大学(USC)で学び、戦後の日本歯科学の発展に寄与された納富哲夫先生に師事することができ、「これからは補綴よりもエンドだ」とアドバイスを受け、Dr.Warren T.Wakai(ハワイ開業)から最新の根管治療を学ぶことができました。その時に教わった「治せる根管治療」は、「いかにセメント質で根管外部から封鎖するのか?」「確実な洗浄、緊密な根充」というコンセプトであり、その治療目的は今も変わっていないように思います。しかしながらツールは日進月歩。EMRの登場、ニッケルチタンファイルやN Tコンデンサーによる垂直加圧根充法、MTAセメントなど最新の材料によって、確実で効率的な根管治療が可能な時代となりました。ヨシダに全て任せておけば大丈夫!当院は開業当時からヨシダのユニットです。母の時代から使用し、蔵に眠っていた当時の機械・キャビネット・インスツルメントなどを診療室1Fにミュージアムとして展示しました。足踏みエンジン、ニューゼニット(昭和30年代)、マルチエイト(昭和40年代)、当時からのヨシダの技術の高さと頑丈さを実感します。現在はノバセリオを導入。開業以来ヨシダのユニットを使い続けている理由は「安心感」。「人・会社・サポート力・性能。すべてを任せておけば大丈夫」、それがヨシダだと思っています。引き継がれる。4代目へ。医院の理念と共に継承していく。息子である幸一先生は、矯正治療・口腔外科・消化器内科・耳鼻咽喉科に勤務し、広い知識を身に付けています。現在、大学病院研究室勤務ですが、近々継承し、4代目としてこれまで得た知識を活かした治療をしていって欲しいと思います。益々、患者のニーズにあった治療や予防、全身管理の中での歯科の重要性が高まっていくことでしょう。歯を原因とする全身疾患、全身疾患からくる歯への影響。「さまざまな観点から診断し、治せる治療を提供する」当院の理念を継承していって欲しいと思います。現在はノバセリオを導入。開業以来ヨシダのユニットを使い続けている理由は、「安心感」。【ハローデンティスト】杉本歯科医院大阪府柏原市古町2-2-11杉本叡先生1970年大阪歯科大学卒業杉本幸一先生1999年東京歯科大学卒業東京歯科大学オーラルメディシン歯科口腔外科講座修了神奈川歯科大学大学院歯学研究科修了Dental Products News 219 1