Dental Products News219

Dental Products News219 page 13/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News219 の電子ブックに掲載されている13ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News219

ためにできている。ソニッケアーのシステムはテーラーメイド方式のため、ご本人にはインターケアーブラシミニ、一緒に通院中のご主人にはアダプティブクリーンブラシを薦めたことも、自分に合ったブラシを処方してくれたという特別感があると喜んでおられた。導入のタイミングとして、継続したメインテナンスの途中からという場合、一度習慣化してしまったことを変えるのは難しい。しかし、安定したホームケアをしていくために必要であることを理解していただくことで導入できることもある。継続したメインテナンスで、必要に応じてお薦め症例2の女性(図7~11)。メインテナンス移行時に一度ソニッケアーの説明をしているが、その時には使用されなかった。毎回のTBIの際には非常にまじめに練習をするが、プラークコントロール不良のままだった。このまま同じことを繰り返してもプラークコントロールの向上は難しいのではと感じ、再度ソニッケアーを薦めてみることに。ご本人も毎回磨けていないという自覚があったため、今回は試しに使ってみようかなという答えが返ってきた。そこで手磨きとの併用という形で少しずつ使用頻度を増やしていった。まだまだ安定したホームケアには遠いが、ソニッケアーを使用し少しプラークコントロールが改善されたと理解していただけたことで、メインテナンスの途中というタイミングでも取り入れることができた。毎日の無意識の習慣になってしまう歯磨きだからこそ、メインテナンス時に歯磨きが病気の原因を除去し続ける重要な処置であると再認識していただくことが非常に重要である。そして、その習慣が簡単に、より良好に継続できるように今後もソニッケアーを取り入れていきたい。図4治療終了時治療終了時の正面観と14枚エックス線写真。審美的にも機能的にも満足していただけた。インプラント等さまざまな補綴物が混在する複雑な口腔内となった。図5ソニッケアー図6ソニッケアーによるTBI前後TBI前TBI後メインテナンスに入る前の最終チェックでは舌側隣接面のプラークコントロールに不安があったこと、ご本人からも電動歯ブラシについて質問があったことからソニッケアーをすすめる。ソニッケアーを使用しはじめ、不安だった部位のプラークコントロールが良好に。ツルツル舌感や着色のつく頻度が減ったことが自覚でき継続して使用していただいている。磨き残しのあった部分でブラシの当て方を確認。次の来院時、再度チェックをして、プラークが落とせていることを伝えた。落とせていない場合は、再度T B Iを実施する。Dental Products News 219 11