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ました。IAPプライム(歯間空隙専用プローブ)を使用し、歯間空隙を測定したものをチャートに記入していきます(図2・図3)。測定後は、患者さんが混乱しないように使用サイズの選択をしていきます(図4・5)。正しいサイズを見極め使用していただくことにより、ブラックトライアングルや歯肉退縮の心配がいらなくなります。前歯部には、シングルブラシ(図6)を使用していただくことにより、患者さんの感じていた限界を解決することができました。使い方がこれまでと異なるのでトレーニングを繰り返し実施していきました。しっかりブラシが当たり磨けている感じが嬉しいと効果を実感されていました。そして歯ブラシです。この歯ブラシは柄の色と毛の色がとてもカラフルで、その組み合わせは約3 0パターン以上(図7)。まずどの色のブラシを選ぶか、そこからワクワクが始まります(図8)。一般的なナイロン製の歯ブラシと違い、クーレンファイバー製(図9・10)のクラプロックス歯ブラシは、信じられないほど柔らかく優しい磨き心地で歯がツルツルになると、今までの歯ブラシでは得られなかった感覚に驚かれていました(図11)。これなら続けられそう!嬉しいお言葉でした。図3クラプロックス専用チャート図4クラプロックス歯間ブラシ図5歯間ブラシでの清掃チャートにイエローでマークを記載選択サイズはイエロー出血点IAPプライムで測定したものをチャートに記入していきます。チャートをもとに実際に歯間ブラシを使ってサイズの確定をしていきます。この時、出血点も記入しておくと、歯肉改善の目安となります。歯間部のプラークを効果的に除去するためには、歯間の空隙を満たした清掃が重要です。最初は1種類の歯間ブラシから始め、2回目以降は歯間ブラシのサイズの確認をしサイズアップしていきます。図9歯ブラシで清掃図10クーレンファイバー製でやわらかいブラシ部図11術後まずは、患者さんの口腔内でブラッシングを行います。ブラシの当て方、動かし方など体感していただき、次に実際に患者さん自身にブラッシングをしていただきます。クラプロックスブラシは、毛先を歯面に半分歯肉に半分あて斜め4 5度に把持し、そのまま小さな円を描くように磨いていきます。クラプロックスブラシを使用してから『歯肉の色が良くなった。』『歯面がツルツルになった』と実感されていました。※患者さんに掲載許可を頂いています。