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図10症例1:30代女性図11図1230代女性。左下6番の自発痛を主訴に来院された。近心のカリエスは歯髄腔に到達しており、抜髄が必要と診断した。浸潤麻酔後ラバーダムを装着し、抜髄を行った。このような処置を行う際、ジロソニックは非常に有用である。ジャスティⅢを用いて作業長を決定し、ファイル試適を行った。近心頬側根は#30、近心舌側根は#60、遠心根は#40と、太さはバラバラであった。図13図14その際のデンタルX線写真。ファイルサイズに関わらず、また根管内に出血が認められる状態でも正確に測定できていると考えられる。垂直加圧法により根管充填を行った。図15症例2:20代女性図1620代女性。左下5番の自発痛を主訴に来院された。デンタルX線写真で歯内療法の不備が認められたため、感染根管処置を行うことにした。アーチファクト軽減のために補綴物やガッタパーチャを全て除去してから、歯科用CBCT(トロフィーパンプラス)による評価を行った。根尖部には歯冠大の透過像が認められた。図17図18ジャスティⅢを用いて作業長を決定し、ファイル試適のデンタルX線写真を撮影した。根尖病変があっても正確に測定できていると考えられる。根尖病変が治癒傾向にあることを確認後、垂直加圧法により根管充填を行った。