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マテリアルとして、ホームケアのアテンダントとして有効に活用?家族や周囲の人と繋がりを持ち、社会に参加して生き生きと生活しているこのように高齢化をポジティブに生きる鍵はやはり「健康」です。1990年代の後半以降、歯周病が全身疾患や全身の状態に影響を及ぼすことが明らかになりました。全身の健康を守るためにも口腔の健康が重要であると認識されるようになりそれに伴って歯科治療の概念も、「歯の健康」から「全身の健康」を目指すものにシフトしてきました。歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながるわけです。口腔内では口腔内細菌叢が完成してもバイオフィルムの病原性と歯周組織の抵抗力の間には均衡が保たれ共生関係が存在しています。その関係が破綻したときに病気は発症します。重度歯周炎においては歯周病原性細菌感染症であり病原性が高いだけではなく線毛を有するなど付着機能が高いため一度感染すると排除することが困難です。ですから確実な歯周基本治療と患者さんによる確実なセルフケアで低病原性のバイオフィルムに戻し細菌との共生関係を均衡にすることが大切です。そこで有効なのが音波歯ブラシ!歯周治療の治療マテリアルとして、またホームケアのアテンダントとして有効に活用しています。サクセスフル・エイジング実現に向けて音波歯ブラシは大変役に立つツールと考えます。症例238歳・女性図9:重度歯周疾患に罹患した。歯肉の炎症、歯の移動・脱離が認められた。図10:SPT。43歳。咀嚼機能の回復と向上から、抗加齢効果を期待したい。図1 1・12・1 3:SPT期間中に指先血清抗体価検査でPg菌に対する抗体価の数値が上昇したためソニッケアーを使用していただくこととした。インプラント治療も行われているためセンシティブブラシを使用。新しく発売されたアダプティブクリーンブラシも使用していただいた。症例343歳・男性図14:減煙(1日20本→7本程度)はできたものの禁煙できない喫煙者。黄ばんだ舌苔が確認できる。図15:舌磨きブラシを使用。とても気持ちがいいと絶賛。図16:舌磨きブラシ使用1週間後。図17:舌磨きブラシ使用2週間後。