Dental Products News216 page 12/28

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Dental Products News216

審美歯科におけるソニッケアーの勧め北原信也TEAM東京ノブレストラティブデンタルオフィス／東京都中央区開業メインテナンスやホームケアに歯科医師はどのくらい関心があるだろうか？歯科医師は最終補綴物が装着されるまでは一生懸命治療を行うが、その後は歯科衛生士に一任していないだろうか？これまで私がそうであり、メインテナンスとホームケアについてさまざまな思い込みと勘違いがあったと実感している。審美修復治療ホームケアというと歯周病に罹患させないためのケアというイメージが強いが、補綴医として審美修復した補綴物をいかに維持させるかという観点からホームケアを考えてみたい。もちろん、歯肉との調和という観点も重要であるが、今回のテーマは「補綴物の傷」である。一般的に、ソニッケアーは「振動が強い」「補綴物を傷つけそう思い込みはないだろうか？実は手用歯ブラシよりも遙かにダメージが少ないことが立証されている。一つには、ソニッケアーは歯ブラシの動きによってプラークを除去するだけではなく、音波水流によってプラークコントロールを行うため手用歯ブラシよりも歯面への接触圧が少なくてすむからである。レジン、エナメル質、インプラント上部構造審美修復治療図1補綴物装着後からソニッケアーを使用図2音波水流によるプラークコントロール使用開始1ヶ月後歯間乳頭も再生し、健康な歯肉に回復。ソニッケアーは水流によるプラーク除去のため歯面との摩擦が少ない。左はソニッケアーフレックスケアープラチナプロフェッショナル。図3低刺激：口腔清掃用具の使用に起因する象牙質の摩耗についての生体外評価結論：この生体外研究において、Sonicare FlexCareでは、手用歯ブラシと比べ、象牙質の摩耗が50％少なくなることがわかった。図4為害性についての生体外研究結論：この研究から、歯磨剤を使用した2年分に相当するブラッシングについて手用歯ブラシと比較した場合、Sonicareは、歯科用材料に対して極めて為害性が少ないことが立証された。コンポジット硬質レジンレジンエナメルチタン硬質レジンコンポジットレジンエナメル