ブックタイトルDental Products News212

概要

Dental Products News212

新開発のブラシハンドピース｢ユリー｣を考察するユリーの活用―患者さんに優しく、術者にも易しく使えます―有村知子歯科衛生士／船越歯科医院船越栄次船越歯科医院／福岡県福岡市開業歯周治療やインプラント治療を行った患者さんに対してメインテナンスを行うことは、私たち歯科衛生士には特に欠かすことのできない業務になります。プラーク除去治療をするにあたって、必要に応じてTECに置き換え、プラークコントロールには十分気を付けておりますが、患者さんの苦手な部位や行き届かない部位、ネジ止めTECのネジ穴周辺にバイオフィルムの付着がみられることもあります。印象前に、再度ブラッシング・スケーリングを行うことがありますが、この時にユリーブラシハンドピース・ユリー図1症例1：印象採得前の準備図2図3ユリー（Yully）ハンドピースユリーは、ユニットタービンホースに接続して使用する。印象するにはプラークが多いため、染め出ししてブラッシング・スケーリングを行った。最後にユリーで仕上げることで、綺麗な印象採得が行えた。症例2：プラーク除去図4図5図6リコールで来院。ブラッシングが苦手。喫煙者。キャビテーション効果でプラーク除去しながら研磨。様々な歯牙の形態にフィットするブラシ。図7図8図9スリムヘッドなので、臼歯部までしっかりと確認しながら使えます。ブラシが適度にしなるので、歯牙の形態にフィットし、隅々まで綺麗になります。指導の際に使用した染め出し液が、歯牙・粘膜とも綺麗に取れているので、安心して仕事に戻って頂けます。