ブックタイトルDental Products News212

概要

Dental Products News212

のある方でも比較的簡単にプラークを除去できます。ブラシの振り幅が大きく、難しいテクニックを必要としないのも大きなポイントです。フレックスケアープラチナの使用効果としては、マッサージ効果により、歯周病の方、喫煙されている方の歯肉の血行促進や、矯正中のワイヤー交換による疼痛の緩和にも効果が期待でき1）ます。唾液腺を刺激することで、唾液の分泌を促す効果があるため、口腔内が乾燥しやすい方にもおすすめです。手磨きよりも歯へのダメージが少ないため2）知覚過敏の方やブラッシング圧の強い方にはセンシティブブラシがおすすめです。今回のフレックスケアープラチナでは新しく過圧防止センサーが搭載されているため、常に適正なブラッシング圧で磨くことができます。ステインが一番高いダイヤモンドクリーンのブラシを使うことで、ステイン除去が期待できます。また、ホワイトニング後の効果の維持にも最適です。ブラシの種類は3種類あり、患者さまの口腔内に合わせて選択できます。ソニッケアーを愛用していただいている患者さまに違いを聞いてみると、一度使ったら手磨きには戻れない、もっと早く使いたかったとおっしゃる方が多く、全ての患者さまに是非、試していただきたいと思います。ソニッケアーを長く使用することで、プラークコントロールが安定し、歯石やステインの再沈着を予防することで、歯肉の炎症がなくなり、結果として口臭も改善されます。口腔内の健康を獲得することは全身の健康へ繋がります。そのサポートをすることが私たち歯科衛生士の使命です。付着しやすい方には、ホワイトモードでプラーク除去効果が図4図5図6バイオフィルムの厚さ(μm)500400300200100ベースラインからプラーク減少の割合40％ソニッケアー31％30％手用歯ブラシ20％0実験前10?15 5?10 0?5毛先からの距離(mm)in vitro study10％0％2週目4％ソニッケアーは、毛先から離れていてもプラーク除去ができるという報告。補綴物のマージンやブリッジのポンティック下の清掃にも一役買ってくれます。ソニッケアーは手用歯ブラシと比較して、より効果的にプラークを除去できるという報告。Adams H,Winston M,Heerisink J,Buckingham-Meyer K,Costerton WJ,Stoodley P.Montana State University.Am J Dent 2002;15（Special Issue）;12B-17BMilleman K, Milleman J, Putt M, DeLaurenti M, Souza S, Jenkins W, Strate J, Data on file, 2011図10図11図12普段手用歯ブラシを使用している10代後半の女性のブラッシング後、染め出しをすると、プラークが残っておりブラッシングの癖がうかがえます。音波歯ブラシの振動に慣れて頂くために、臼歯部から前歯部へゆっくりと動かします。初めてフレックスケアープラチナで磨いていただきました。ダイヤモンドクリーンブラシを使用すると見違えるほどキレイになり、短時間で簡単に磨けたととても喜んで購入して帰られました。●参考文献１）沼部幸博；唾液分泌に与える影響：DPN ,DH37,2～3.2009２）フィリップス・ソニッケアーダイヤモンドクリーン電動歯ブラシの使用による象牙質の摩耗に関する生体外での評価:Moore M,Putt M,Jain V,De Jager M,Data on file,2010