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2005年5月、福島県双葉郡浪江町で開業。子どもからお年寄りの方まで、浪江町はもとより近隣の町からも多くの患者さんに来院いただいておりました。2011年3月11日、その日も普通に診療を行っていました。すると、突然の大きな揺れを感じました。東日本大震災です。その影響で停電となり、診療ができなくなりました。そして津波が来るかもしれないということで近くの体育館へ避難しました。その夜、寒い体育館の中でひどい余震に耐え過ごしました。次の日の朝、突然避難命令があり、遠くの体育館へと転々とし、避難生活が始まりました。?そして3年が過ぎ、クリニックの再開へとなりました。クリニックを再開す?るにあたりこの原発災害で‘被災者’を経験したことで「患者の立場になって」という医療従事者として当たり前の気持ちが、今までのそれよりももっと明確な答えとなり考えられるようになりました。歯科医師としてのスキルアップを常に意識して日々診療にあたってきましたが、今後、より自分の復興に向けて歩み出すために「何が必要か?」「この機会をいい充電期間にして自分自身の次のステージに早く駆け上がれるように」、自然とクリニックの再開、福島県へ戻るという答えが湧き上がってきました。地震発生翌日、ヨシダの郡山営業所長から安否を心配して連絡をいた??診療室?医院外観?待合室:広々した空間?手術室にはマイクロスコープも完備?震災前、導入予定であった歯科用CT『トロフィーパンプラス』を導入CAD/CAMとの連携も可能になった?受付?滅菌室?廊下から診療室へ.設置機器リスト◎ノバセリオ(Fukka-Fukaシート)5台◎フリーアーム◎プリマDNT◎トロフィーパンセレクトプラス◎トロフィーカム◎WAVE PICT CDだきました。3月27日に契約予定だった発売されたばかりの『パノーラ19?3 D』をキャンセルしておきますとのことでしたが、私はすぐに浪江町での診療再開ができるものと思っていたので、キャンセルに躊躇があったくらいでした。いろいろな業者さんがいらっしゃいましたが、ヨシダはその後も何度も、いろいろなタイミングで連絡をいただき、その誠実さと心遣いに感謝し、その恩に報いたいと今回ヨシダでの開業を決めました。白と天然木を基調とした内装イメージは浪江町の診療室と同様にし◎WAVEプロフィットiプラス受付◎オペレーザーPRO◎DACユニバーサルました。待合室は広々とした空間に。そして念願だった歯科用CTは『トロフィーパンプラス』を導入。『ノバセリオ』はシックな赤と黒で、3待合室65X線室7準備・滅菌室4手術室8診療室1スタッフルームシャープなイメージです。当院には今、いろいろな境遇の方が来てくださいます。第2の故郷として、しっかりと地域に根ざした歯科医療を患者さんと共に歩んでいきたいと思っています。? ? ?