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における初期脱灰部(ホワイトスポット)に浸潤し、ミネラルの溶出を防止する。従来までは、フッ素含有の歯磨き粉を使用し、時間をかけて自然治癒を待つか、削ってレジン充填する方法しかなかった。しかしこの「アイコン」の登場により、無痛で低侵襲で、しかも早く治療が終了することが期待できる。M.I.時代にとっては、待望の製品であると思われる。図13図14唇面図1515歳の男性。11のホワイトスポットを主訴に来院。図161 1の正面観。今回はアイコンを治療法に選択。図17ガムガードを使用し、歯肉を保護。できればラバーダムが望ましい。図18アイコン・エッチ。アイコン・エッチを処置面に適量を塗布し、2分間放置アイコン・ドライ。します。30秒以上水洗し、エアーで乾燥させます。図19図20図21アイコン・ドライを処置部位に塗布し、30秒間放置し乾燥させます。図22アイコン・インフィルトラント。図23アイコン・インフィルトラントを処置部位に適量を塗布し、3分間放置します。図24その後、再度アイコン・インフィルトラントを処置部位に適量を塗布し、1分間放置します。光重合器で40秒以上照射し、硬化させます。これで終了です。術前のホワイトスポットです。術後、目立たなくなりました。たいへん満足されておられました。