Dental Products News209

Dental Products News209 page 20/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News209 の電子ブックに掲載されている20ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News209

3日目の流れスケーリング等、必要に応じて3日目は唾液検査・歯周組織検査の結果(写真1 4)と今後の対策を説明し、超音波スケーラーにてスケーリング(写真1 5)、P M T C(写真1 6)、4日目以降は必要に応じて手用スケーラーにてS R P(写真1 7)をして再評価します。ここで初めて歯科医師による治療がスタートし、治療中も月に1度、歯科衛生士によるリスクコントロールを行います。全ての治療が終了後、2回目の再評価で初診時の口腔内写真と比較して(写真1 8)、取り戻した健康な状態を今後も維持できるよう改めてメインテナンスの重要性を説明します。治療型の医院ですとここで終わりですが、定期管理はここからがスタートです。当院では充分な資料取りとコンサルに重きを置くことで、患者さま自身の歯科に対する意識が高まり9 0 % 近くの継続率と、その患者さまからの紹介患者さまが増え続けています。このように、定期管理型予防歯科では歯科衛生士が最も重要な役割を果たしており、治療以外全ての診療に関与しリスクコントロールをおこないます。また、医院経営としても短期的利益だけでなく長期的利益も望めますし、患者さまの口腔内の健康を守るために継続的に関わることができるため、歯科衛生士としてもやりがいを持って働くことができます。2日目の流れ検 査2日目は唾液検査(写真9)、歯周組織診査(写真10)、染め出し(写真11)をしてTBI(写真12)をします。毎日のことですから楽に取り入れられるような方法を考え、その方に響くような言葉をチョイスし患者さま自身のモチベーションアップに努めます。そしてSUSブラシを用いて(写真13)プラークフリーの状態を体感していただきます。写真14 写真15写真16 写真17 写真18写真9 写真10 写真11写真12 写真13各患者ごとに必要な資料と検査結果をプリントし、お渡ししている。全ての検査が終了してから、基本治療をスタート。PMTCでホームケアしやすい環境作り。全患者に唾液検査を行う。プロービングPCRチェックソニッケアーにてTBI。エアースケーラーのSUSブラシにてプラーク除去。初診時と治療終了時の口腔内写真を比較し、変化を説明。メインテナンススタート。各患者の状態に合わせてSRP。