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の更なる付着原因となりました。改めて補綴物の特性に意識し、見極める目を持たなければならないといえます。私たち歯科衛生士は医療面接後の歯周検査結果で患者さん個人別のプログラムを作ります。毎日のセルフケアーを安定させるための「音波歯ブラシ提案時」のトーク。歯周基本治療やメインテナンスの必須アイテム「超音波スケーラー使用時」のスキル。バイオフィルム除去を目的とした「PMTC実施時」のテクニック。で治療を開始します。このたび「サブソニックシステム ユリー」の開発に伴い「PTC」を再考する機会を得ました。「ユリー」は既存のエアースケーラーをもとに歯科衛生士の行う「PTCをよりデリケートに」を第一に考えられました。エアースケーラーのハンドルには色別シリコンを装着して各個人のものを区別できます。薄いシリコン製材を選んだ結果、自然なグリップ感覚は疲労も軽減できてうれしいです。ブラシを装着するブラシチップは、臼歯部へのアクセスを得やすい角度にしました。開発時長めのブラシチップは手ぶれを心配しましたが結果としてスムースに施術できます。ルーティーに装着する「SUSブラシの形態と質の良さ」には以前から定評がありますのでこれらに特化した「ユリー」で注水下プロケアーが可能になりました。私は「どなたに?どのように?どのような?」使い方が好ましいのかを考えました。義歯バイオフィルムの除去時にキズつけずに効率よくできるのではないか?インプラントのアバットメント部に注水下でデリケートなケアーが提供できるのではないか?今回、「私のプロケアー」をお気に入りのアイテムごとに紹介させていただきます。施術中の回転数は低速で。プロフィーカップやプロフィーポイントで歯に与える圧力はまず模型上でトレーニングを積んでから。PMTC 専用コントラはプロフィーカップがスクリュー式で本体に装着。コンパクトでラウンドヘッドが術部にやさしい。実際の口腔内写真。補綴物の種類やそのマージンの位置も考えながらプロフィ― ペーストを選ぶ。模型上に付着させた擬似バイオフィルムをユリーでクリーニング その1。咬合面小窩裂溝は細いブラシを裂溝ごとにやさしく滑らせるように。Myユリーはグリップ色で個々人ごとに色別可能。貴女は何色にしますか?義歯赤染下で人工歯の隣接面を注水下でクリーニング その2。すりへった人工歯の傷に入り込んだ着色もクリーニングできる。水だけが楽。義歯赤染下で人工歯の隣接面を注水下でクリーニング その1。ソフトタッチでクリーニングができる。水だけが嬉しい。模型上に付着させた擬似バイオフィルムをユリーでクリーニング その2。最後臼歯遠心はブラシを頬舌的に水平移動させながら。模型上に付着させた擬似バイオフィルム除去。パウダーのパワーと噴射適正距離と噴射適正角度を知る。歯面清掃器「クイックジェットM」とプラーク除去用グリシン酸パウダー「Q パウダー」。#36・#37インプラント部に応用した。痛みなく周囲組織にダメージなく使用感もよい。図5図7図6