Dental Products News209

Dental Products News209 page 11/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News209 の電子ブックに掲載されている11ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News209

ユリーブラシ各種。図2天然歯とインプラントの付着様式の違いを理解したメインテナンスを行いたい。全てのスタートはユリーから。仮着してあった上部構造を外した状態。アバットメントやマージン付近にセメントやプラークの沈着がみられる。図6ユリーを使用してプラークの除去を行っていく。このときのコツとしてはマージン付近の歯肉に強く当てずに、音波効果と洗浄のみを狙う。アバットメントには強めに押し当ててセメントを除去する。この程度の圧迫ではアバットメントに影響はない。図7除去後の状態。歯肉を傷つけることなく除去されているのがわかる。ユリーの利点は使いやすく簡単に使用できることであり、従来と比較するとパワーもアップしているのでインプラントメインテナンスのストレスはない。図8Fブラシ小 Fブラシ大 Mブラシ小 Mブラシ大水中に入れると無数の泡が発生する。図3遠心のインプラントは抜歯即時にて埋入し、ギャップは白血球含有多血小板血漿であるCGF、AFGにて補填した。図10埋入1週間後であるために縫合糸の周りにプラークが付着している。抜糸前に糸に付着しているプラークをユリーで除去することが重要と考える。またジンジバルフォーマーのネジ部にもプラークがあり同様に除去していく。周囲の歯肉を傷つけることなく簡単に除去できる。図11抜糸後とジンジバルフォーマーのネジ部をクリーニングした状態。プラークが綺麗に除去されて、また歯肉を傷つけることもなく出血等もない。図12下顎アタッチメント表面にはプラークが付着していた。上下ともキュレットを用いずに簡単なプラーク除去の清掃のみを考えユリーを使用した。図14ユリーを使用してアタッチメント表面のプラークを除去していく。このように歯肉に炎症がない場合には、テーパーのあるブラシ( Mブラシ)を用いて強めに押し当てる。また水流もパワーを多くする。図15インプラントデンチャーのアタッチメントにもユリーを使用してプラークの除去を行っていくのも便利で、使い勝手が良い。テーパーのない固めのFブラシを用いる。デンチャー内面のロケーターのプラスチックフィメールを傷つけることなく、内面のプラークを除去できる。この後に超音波洗浄を開始する。図16図4 天然歯インプラント