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Q本当にCO2レーザーは効果あるの?図1:抜歯直後図2:1はレーザー照射、1はスポンゼルを填入。図3:抜歯翌日図4:1抜歯後7週のレントゲン写真図5:1抜歯後7週のレントゲン写真図6:抜歯後4ヶ月の口腔内写真図7:1抜歯後4ヶ月のレントゲン写真図8:1抜歯後4ヶ月のレントゲン写真A今回患者さんの協力を得て、左右抜歯部位にレーザーとスポンゼルを使用し、コントロールスタディとしました。4ヶ月後のレントゲン写真では明らかにレーザーを照射した方が骨の再生を認めました。骨の治癒には、歯牙の状況、抜歯手技、抜歯時の骨の状態等様々な要因が考えられ、レーザーだけの効果とは言えませんが、レーザーの可能性を認めます。抜歯後のレーザーの照射は、止血後、血餅を溜め、表層を止血モード(0.5W、CW、CON)で炭化層ができるまで行います。血餅を保持させることが重要です。Q露髄面に対してレーザーは使える?図1:術前のレントゲン写真図2:カリエスを除去後の露髄した状態。図3:術前から患者に十分な説明を行い、歯髄の保存を試みた。レーザー照射後。図4:3-Mixとα-TCPを併用塗布。図5:築造直後。図6:術直後のレントゲン写真図7:術後3ヶ月のレントゲン写真図8:術後1年のレントゲン写真Aできるだけ歯髄は温存したいと考えていますので、露髄した場合にはレーザーを用いて覆髄を行っています。歯髄から離れたカリエスをラウンドバーで大まかに除去した後、近接するカリエスをスプーンエキスカベーターで慎重に除去します。露髄面には蒸散モード(2.0W、SP1、REP2/1000)でデファーカスからフォーカスに合わせレーザーを照射します。