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歯周病治療でのメインテナンスの重要性を考察する当院におけるメインテナンス西原薫歯科衛生士/にしはら歯科医院勤務西原廸彦院長/福岡県福岡市開業歯周病治療の中でメインテナンスは大きな比重を占めています。治療により健康を取り戻した歯周組織を長期に維持していくためには、患者自身によるプラークコントロール(ホームケア)が必要ですが、患者の口腔管理のモチベーションは時間の経過とともに徐々に低下していきます。プラークコントロールの低下は歯周病の再発を招く結果になりかねません。プラークコントロールを維持し、モチベーションを維持させ続けるために、口腔清掃指導を中心とした口腔管理指導を定期的に繰り返し行うことがきわめて重要にな図1-1プラークサーチで染色リコール来院時のプラーク染色(プラークサーチ使用)。新しいプラークは赤、古いプラークは青で染色される。プラークサーチスティック印の箇所を折ります。一口腔全体を染め出すのに充分な量が入っています。反対側に液が落ちてきたら塗り始めます。プラークサーチにて染め出しを行います。磨き残し、磨き癖がわかり、モチベーションアップにつながります。図1-2ピュリフレッシュ使用きれいに見えるがまだプラークが存在している。ウノティーウォッシュ5mL前後を別の容器にとりわけ、30秒洗口後はき出します。プラークの塊口腔内に残留するプラークが塊となって吐き出されます。一見きれいに見える口腔内うがい前うがい後。プラークの塊が目でみてわかります。